「パラウェーブ広場」を若里公園で開催しました!
「パラウェーブNAGANO」プロジェクトでは、パラスポーツを気軽に体験・触れることができる機会として、「パラウェーブ広場」を開催しています。
今回、2023年8月26日(土)、27日(日)に長野市の若里公園で行われたテレビ信州のイベントに出展し、ボッチャや競技用車いすの体験会を行いましたので、その様子をご紹介します。
【ボッチャ体験】
8月26日(土)は、14時からブース開始。連日続いていた猛暑の中でしたが、若里公園には家族連れを中心に人が訪れていました。
ボッチャ体験は、ブースの横に小さいコートを設置して実施。コートの大きさ以外は実際のルールと変わらず、赤・青ともに6球ずつの球を投げあう流れで体験してもらいました。
体験者に対しては最初にルール説明を行い、実際に球を投げていく中で状況の説明をしていきます。両日ともパラ学でも講師を務めている加藤正さんにお越しいただき、分かりやすくルールの説明や状況の説明をしていただきました。
年齢や性別、障がいの有無などに関わらず誰とでも楽しめるのがボッチャの魅力というところで、体験ブースでは親子で対決して楽しむ姿や、あえて後述の競技用車いすに乗ってボッチャを楽しむ姿がみられました。
【下嶋兄さんもボッチャを体験】
テレビ信州の番組内ではブース紹介の生中継があり、タレントの下嶋兄さんにもボッチャを体験いただきました。
中継前にはリハーサルを兼ねてスタッフとゲームをしましたが、初めてとは思えない程、下嶋さんのセンスの良さが光りました。
【競技用車いすの体験】
また、ブース内には競技用の車いすも展示し、試乗ができるようにしました。競技用の車いすは軽い力でも動かすことができるので、小学生くらいであれば操作することができていました。体験者の方からは、車いす自体は普段見かけるものの実際に乗るのは初めてだという声が聞かれ、初めての経験に楽しんでいる様子が印象的でした 。
なお、この競技用車いすは、24時間テレビチャリティ委員会から長野県に寄付をいただき、学校での体験授業等で活用させていただいているものです。
【目が見えない状態での歩行体験】
パラウェーブNAGANOの取組とは別になりますが、隣のブースでは長野県障がい者支援課のブースとして、アイマスクを着用した状態での白杖を使った歩行体験と、障がい者共生条例の紹介パネルの展示を行いました。
筆者も歩行体験を実際に経験してみましたが、慣れるまでは白杖を使用しての点字ブロックの判別が難しく、どこを進んでよいのか不安感がとても大きかったです。
実際に体験することで相手の気持ちが想像でき、寄り添えるようになることがあると思います。
27日(日)も多くの方にご来場いただき、約600人の方に体験していただきました。
パラウェーブNAGANOでは、引き続きパラスポーツを媒介とした体験を通じて、互いを尊重し支え合う共生社会への発信に取り組んでいきます。