11月8日(土)の北信大会を皮切りにスタートしたボッチャ競技大会「パラウェーブNAGANOカップ2025」。
地区予選大会2大会目となる中信大会は、11月15日(土)に塩尻市立体育館にて開催されました!
前回から筆者が感じていたこと。この大会、本当に多世代による参加をいただいています・・・!
なかでも中信大会は学生さんの顔ぶれが目立ちました。開会前から真剣に練習に励む様子が見られ、今日はどんな熱戦が見られるだろうとワクワクしました。
そんな学生の皆さんから、素敵なお話が聞けましたのでお届けします!

中信大会は35チーム(149名)の皆さんが参加してくださいました!
諏訪清陵高校の皆さんは、なんと3チーム(清陵床球部、清陵ネイビーズ、清陵トゥインクルズ)総勢10名で出場してくれました。

3チームで出場してくれた諏訪清陵高校の皆さん
昨年のパラウェーブNAGANOカップに出場した2名が、悔しい結果に奮起してメンバーを集め、現在は“同趣会”として活動をしているそうです。
「正式な同好会、部活にしていきたいんです・・・!そのために今日は爪痕を残しに来ました!」と熱い思いを語ってくれました。
ボッチャを始めたのは、中学2年生のころの社会福祉体験がきっかけだそうです。その際は障がいのある方に教えてもらい、その楽しさに虜になったとか。

試合のレベルが高く、1球ごと試合の状況が変わっていきます
普段の学校生活では関わることのないコミュニティとの出会いや交流が、貴重であり、それがとても楽しいと話してくれました。
「清陵トゥインクルズ」は次々と勝ち進み結果はなんと第3位!悔しさと満足感が入り混じった表情で表彰式に臨んでいる姿がとっても印象的でした。県大会での活躍も非常に楽しみです。

試合の開始前にはお互いにチームの紹介をしながら交流を深めます
高校生に負けず劣らず、中信大会を盛りあげてくれたのは、安曇野市にある「明南小学校」のチームの皆さんです。
4年生、5年生、6年生、中学生になったOB、そして先生・保護者の連合チームの計5チームで出場してくださりました!
(明南小学校PTC、明南小TENSAI、明南小ボッチャーズ、明南小明ニャン、チーム雷鳥)
そう語ってくれたのは、ボッチャを始めて1年になる小学校6年生チーム。小学生とは思えない冷静さで、会場をうならせる投球を披露し、日頃から一緒に学校生活を送る仲間同士ならではの抜群のチームワークを見せてくれました。

チームメイトと相談し、勝ち筋を探ります
そして驚くべきは、その活躍ぶりです。なんと5チーム中4チームが予選リーグを勝ち上がり、決勝トーナメントへ進出。その勢いは止まらず、4チームすべてがトーナメント1回戦を突破し、12月開催の県大会出場権を獲得しました!
決勝トーナメント2回戦では、明南小学校チーム同士の対決もあり、学年の壁を越えて切磋琢磨してきた成果が光りました。

決勝トーナメントでは明南小学同士の対決も
子どもたちが大人に真剣勝負で勝つ姿は、ボッチャならではの魅力だと改めて感じさせてくれました。
中信大会の結果は
こちらは先ほど紹介させていただいた明南小学校のOBの皆さんです。やっぱりOBは強かった・・・!
はにかみながらも力強く答えてくれました。別々の中学校に進み、集まることが難しくなってしまったという皆さん。それでも小学校から培ってきた、ブレのない信頼関係のもと、見事優勝に輝きました。

最後まで丁寧な投球が光りました
中信大会の結果は以下の通りです。激闘を勝ち上がった皆さん、おめでとうございます!
第1位:チーム雷鳥
第2位:DS松本会
第3位:明南小学校PTC
第3位:清陵トゥインクルズ

第1位「チーム雷鳥」の皆さん

第2位「DS松本会」の皆さん

第3位「明南小学校PTC」の皆さん

第3位「清陵トゥインクルズ」の皆さん
中信大会から見事に県大会への切符を掴み取ったのは、以下の8チームとなります。中信地区の代表として、12/13(土)に県立武道館で開催される県大会でもぜひ頑張ってください。
前回の北信大会に続き、中信大会でも、勝敗にこだわらず互いをたたえ合い、交流する参加者の姿が多く見られました。惜しくも決勝トーナメント進出を逃したチームも、「交流戦」で笑顔を交わし、楽しむ様子が印象的でした。
さらに、チームの枠を越えて投げ方のコツやゲーム運びを教え合う場面もあり、ボッチャならではの温かい雰囲気が広がっていました。
次は佐久市において、地区大会最大規模となる東信大会が開催されます。どんなドラマや笑顔が生まれるのか楽しみです。
さまざまなつながりがさらに広がることを期待しています。
大会の様子は、引き続きレポートでお届けしますのでお楽しみに!
中信大会の結果はこちらから
中信大会予選リーグ中信大会トーナメント



