パラ学がスタート!~後編~ 長野市立松代小学校で車いすポートボールゴールチャレンジに挑戦!

パラ学がスタート! ~後編~
長野市立松代小学校で車いすポートボールゴールチャレンジに挑戦!

事前学習としてI’mPOSSIBLEを活用した授業を受講した松代小学校の5年生。
 今回は、競技用車いすを利用したパラスポーツの体験型授業「車いすポートボールゴールチャレンジ」を受講。
 事前に学んだことを、体を使って、楽しみながら深めました。

パラ学とは、座学、パラスポーツ体験及び出前授業等を通して、児童の「多様性」と「しなやかな心」を育むことを目的とした県独自のプロジェクトです。

クラスみんなで挑戦!

 7月14日(水)、松代小学校の5年1組(20人)と2組(19人)は、長野パラリンピックなど5大会のパラリンピックに出場した加藤正さんを講師に迎え、長野県独自の体験型授業に取り組んだ。
 授業は、グループごと競技用の車いすに乗って、仲間と共にゴールの回数を競うという新たなパラスポーツ。
様々な条件が課されているため、工夫しないとゴールを増やせない。
 全グループが2回実施。1回目は慣れない車いす操作に苦戦し、ゴールを増やすためにどうすればいいのか、頭を悩ませた。

みんなで話し合えばできるようになる

2回目のゲームの前に作戦会議を実施。加藤講師のアドバイスを受けながら、どうすれば1回目より得点を増やせられるか、グループごとに議論。


 2回目はほとんどのグループで1回目より得点を伸ばし、考えた作戦が成功。

 授業を通じ加藤講師は、このゲームを通じて、「困難なことでもみんなで話し合えばできるようになる。

どうすれば障がい者と一緒に生活ができるか考えてほしい」と、児童に説いた。

 子どもたちからは、「難しかったけど楽しかった」「パラリンピックに興味が沸いた」といった感想が聞かれた。

(前編は事前学習として『I’mPOSSIBLE』を活用し座学授業(7/8)の様子をお届けしております。)