【参加してみました②】「パラウェーブNAGANOカップ2023」県大会編【参加レポート】

【参加してみました②】「パラウェーブNAGANOカップ2023」県大会編【参加レポート】

参加レポートを書くために南信大会に参加したライターNの家族チーム「familyーN」はまさかの県大会進出。

どこまで続くかビギナーズラック。今回も参加者目線で県大会の様子をお届けします。



こんにちは!ライターNです。

チーム「familyーN」は県大会も地区大会と同じメンバー(父母+こども4人)で参加しました。

各試合の様子を対戦相手の紹介と共に、参加者目線でレポートします。


当日朝、会場にて受付を済ませると、チーム名の書かれたボードが手渡されました。これはテンションの上がるアイテムです!

チーム名ボード

試合中の掲示用としても活用しました

会場では、全てのコートで各チームが早速練習していました。

地区大会で対戦したチームと1ヶ月振りにお会いし、お互いに声を掛け合って士気を高めました。

「familyーN」は3チームの予選グループのため、2チームと2試合ずつ行いました。

予選リーグ 対「別府ボッチャをみんなでやろう会」

東御市在住のご近所ご夫婦4組の殿方メンバーです。

観覧席からは、惜しくも地区大会で敗退したご婦人メンバーの熱い声援がありました。

ボッチャを始めた契機は、民生委員さんからお声がけがあったとのこと。

出不精だった奥様が、ボッチャの練習は楽しそうに行くという魅惑のボッチャ。

ジャックボールにピタリと寄せる殿方の技術が光った試合でした。

2試合行った結果は0勝2敗、得失点トータル2-5で我がチーム完敗でした。

別府ボッチャみんなでやろう会のメンバー

予選リーグ 対「明科高校B」

学校のクラスマッチでボッチャに親しんでいる、バスケットボール部3年男子4名のメンバーです。

メンバー全員、来春の進路が決まっているとのことで、残り少ない高校生活を楽しんでいる様子。

手ぶれと手汗がひどいと言いながらも、ジャックボールを得意の定位置へ投げて自チームボール寄せ集め、狙い通りの戦略を展開。

さらには相手ボールを弾く投球もお見事でした!2試合行った結果は0勝2敗、得失点トータル2-10で我がチーム撃沈でした。

明科高校のメンバー

結果:「familyーN」予選リーグ敗退

 残念ながら予選リーグ敗退となりましたが、県大会も希望チームによる交流戦が行われました。
交流戦 対「この指とまれ☆しなの」

信濃町の総合型地域スポーツクラブ「この指とまれ☆しなの」に所属し、ボッチャの普及活動をしている4人のメンバーです。

交流戦ということで、予選リーグ時にあった緊張感はゼロ。口数も増え、和気あいあいと楽しくプレーしました。

この指とまれ☆しなのとの対戦

交流戦 対「佐~久るボッチャA」

公益財団法人長野県長寿社会開発センターが運営する賛助会メンバーです。

地区大会にはA、B、Cチームと出場し、AとBチームが県大会へ進出。

じゃんけんで勝って後攻を選択した、自称、遠慮がちのチーム(笑)。

シニアの皆様は元気はつらつ!ボッチャは生涯スポーツとして最適!

佐~久るボッチャAとの対戦

交流戦 対「T.K.Y」

県障がい者福祉センター サンアップルの仲間チームが県ボッチャ協会のピンクTシャツで登場。

メンバーにはなんと双子が2組も!チーム名は選手の名前の頭文字です。

約5年前から競技を始め、県大会は2回目の出場とのこと。交わす言葉の端々に、ベテランの風格が漂います。

車椅子ユーザー選手の了解を得て、我が子(小2)が初めて車椅子を押してみました。なかなか体格のよい選手でしたが「軽い」と。貴重な体験をさせて頂きました。

T.K.Y

交流戦 対「空」

昨年の優勝チーム。チーム名は、メンバーの1人が空が好きで名付けたとのこと。試合では、昨年副賞で得たボッチャボールを数個含めたマイボールを使用。打倒「空」でこの大会に挑んだと声をかけてきたチームもあったそうです。常連チームも新参チームも、去年よりレベルが高くなっているとおっしゃっていました。

あとがき

審判員のひとりに、養護学校の若き教諭がいました。

3年前に赴任して初めてボッチャを知ったとのこと。審判員の資格を取得して、選手として大会に出場している生徒の同行をしつつ、県内各地を飛び回りボッチャを盛り上げていらっしゃいました。

大会は多くの人の支えがありますね!

 

1ヶ月前の地区大会では、家族で未知のボッチャに触れて楽しく過ごそうとレクリエーションのひとつとして参加しました。

しかし、奇跡的に県大会へ出場したことによって、ボッチャはレクリエーションから競技としての位置づけになり、親子共に勝ちへの執念が芽生えるほど、心持ちが変化しました!

体験して分かるボッチャの魅力!思い立ったが吉日、打たぬ鐘は鳴らぬ!

楽しいことも、悔しいことも家族で共有!「familyーN」来年の地区大会に向けて、家族で練習だ!



以上、ライターNによる参加レポートでした。

県大会では強者たちの前に負けてしまいましたが、午後の交流戦を含め、たくさんのチームとの交流を深めました。

地区大会の様子と合わせて、本大会の目的である「ボッチャによる障がいの有無や世代を超えた交流」の様子が伝わったかと思います。

本大会は104チームにご参加いただきました。

来年度も11月の地区大会開催に向けて調整中です。

次回大会の更に多くのご参加、お待ちしております!

【お知らせ】ボッチャセットの貸出について
長野県及び県内の市町村ではボッチャセットの貸出を行っています。
来年度大会への練習に、コミュニティでの大会開催に、ぜひご活用ください。
詳細は以下のURLから
【本大会は、スポーツ振興くじ助成金を受けて開催されています】