信州ブレイブウォリアーズの試合会場で「パラウェーブ広場」を開催しました!
令和7年3月1日(土)にB2リーグ所属の信州ブレイブウォリアーズの試合会場(ホワイトリング)にて、パラスポーツ体験イベント「パラウェーブ広場」を開催しました。
プロスポーツチームと連携しての開催は今回が初となります。
今回は「車いすバスケットボール」と「ボッチャ」の2競技の体験ブースを設け、試合会場へ訪れた方に体験していただきました。
試合開始は14時5分でしたが、体験会開始の11時時点には既に応援に来ているブースターで会場周辺は賑わっていました。体験ブースにもすぐに列ができ、多くの方にパラスポーツの体験を楽しんでいただけました。
「車いすバスケットボール」はホワイトリングの正面入り口前の屋外ブースで実施しましたが、当日は2月までの厳しい寒さを全く感じさせないスポーツ日和の穏やかな気候で、春の訪れを感じながらの実施となりました。
講師として長野県出身パラリンピアンである藤澤潔さん(長野市出身・男子車いすバスケ元日本代表・東京2020大会銀メダリスト)と加藤正さん(伊那市出身・夏冬合わせてパラリンピック5大会出場・1998長野大会アイススレッジスピードレース銀メダリスト)のお二人が参加してくださり、参加者へ車いす操作やシュートのコツなどをレクチャーしました。多くの方が初めて体験されるとのことでしたが、競技用車いすの機動性の高さと競技の面白さを体感していただくことができました。
「ボッチャ」はホワイトリング内の屋内ブースで体験会を実施しました。講師は藤澤さん、加藤さんと同じく長野県出身パラリンピアンの馬島誠さん(辰野町出身・パラアイスホッケー元日本代表・2010バンクーバー大会銀メダリスト)が務めてくださりました。
「ボッチャ」はパラリンピックの正式種目の一つで、重度の障がいがある選手がプレーするために考案されたスポーツですが、近年では年齢や性別、障がいの有無に関わらず、誰もが一緒に楽しめるスポーツとしても人気が高いスポーツです。
この日は、講師の馬島さんからルールの説明や競技のコツを説明していただき、その後参加者同士で試合形式の体験をしていただきました。
こちらのブースも試合開始直前まで多くの方に参加いただけました。
長野県でも小学生以上であれば誰でも参加できるボッチャ競技大会「パラウェーブNAGANOカップ」を例年実施していますので、興味のある方はぜひご参加をお待ちしております。
スポーツ好きが多く集まる場所ということで親和性も高かったのか、多くの方が積極的に参加してくださり、終始とても盛り上がったイベントとなりました。
信州ブレイブウォリアーズの試合開始直前には実際のコートを使用させていただき、藤澤さん、加藤さん、それから信州ブレイブウォリアーズのOB選手である佐藤託矢さんの3名による車いすバスケットボールのデモンストレーションを行いました。
藤澤さんVS加藤さん・佐藤さんチームで試合を行い、佐藤さんも車いすバスケ初体験とは思えないうまさを見せましたが、最後は藤澤さんがきれいな弧を描く3ポイントシュートを決め、終了しました。会場の皆さんにも車いすバスケの魅力を体感いただけたのではないでしょうか。
また、デモンストレーションの実施と併せて長野県が取り組む「パラウェーブNAGANO」事業の紹介もさせていただきました。この事業はスポーツを通じて共生社会の実現を目指すものですが、4000人を超える多くのスポーツファンの方々に取組みについて知っていただけるとても貴重な機会となりました。
この日の対戦相手は福井ブローウィンズでした。リーグの上位を争うチーム同士の負けられない戦いです。また福井は今シーズンの開幕戦で2連敗している因縁の相手でもありました。
試合の展開は、第1Qから福井がリードを保ち、信州が追いかける展開となりました。信州は、第4Qには少しずつ差を縮めていきましたが、試合時間残り1秒の時点で66(信州)対68(福井)の2点ビハインド、逆転は厳しいかと思われましたが、ラスト1秒にチェンバース選手(背番号15)が放った3ポイントシュートが、試合終了のぶーざーと同時に見事ゴールに吸い込まれ、最終スコア69(信州)対68(福井)となり、信州ブレイブウォリアーズの大逆転劇で幕を閉じました。
選手・スタッフ・ブースターが一体となって作り出した会場の熱気は凄まじいもので、プロスポーツのもつ魅力と熱量を存分に体感することができました。
記事を読んでくださっている皆さんもぜひ一度試合会場へ足を運んでみていただけると嬉しいです。
プロスポーツと連携しての取組みは今回が初めてとなりましたが、想像以上に多くの方にパラスポーツを楽しんでいただくことができました。
今後もプロスポーツを含む一般スポーツとパラスポーツが一体となった取組みを展開したいと考えていますので、引き続き「パラウェーブNAGANO」に注目していただければ幸いです。