「パラウェーブNAGANO」の一環である、教育プロジェクト「パラ学※」が、2025年5月より今年度の活動をスタートしました!
今年も県内の小・中学校を中心に、パラアスリートによる体験型授業を県内各地で展開していきます。
5・6月は9校での実施がありました。
体験した児童・生徒の皆さんは、競技用の車いすに興味津々。日常生活用の車いすとの違いも講師と一緒に考えながら、実際に競技用車いすを使った体験をしてもらいました。
初めての体験に最初こそ戸惑っていたものの、すぐに車いすの操作に慣れ、競技用車いすを使った体験型授業「車いすボールチャレンジ」を楽しんでいる様子でした。
講師は、授業を通じてパラスポーツの楽しさと一緒に、「相手の立場で考えることの大切さ」「工夫すれば『できない』が『できる』に変わる」という2つのメッセージを伝えています。
「パラ学」では、以下のような体験型のオリジナルプログラムを通じて、児童生徒の「多様性」と「しなやかな心」を育んでいきます。
車いすボールチャレンジ
「車いすボールチャレンジ」は県が考案した新たなパラスポーツ。チームごとに競技用の車いすに乗って、仲間たちと協力しながらゴールまでボールを運びます。
得点を取るためにはいくつかの条件をクリアしないといけないため、チームごとの工夫やコミュニケーションがカギを握ります。
ブラインドフットボールチャレンジ
「ブラインドフットボール」とはアイマスクを着けて音を頼りにプレーする、「視えないフットボール」。
プログラムの中では実際にアイマスクをつけながら、ブラインドフットボールを題材にしたミニゲームなどをいくつか体験してもらいます。
「視えない」状態でのスポーツ体験を通して、多様なコミュニケーションの方法について考えるきっかけを提供します。
実施するプログラムは学校や学年ごとのニーズに合わせてお選びいただくことができます!
2025年度のパラ学は、現在も実施校を募集中です。無料でご活用いただけますので、皆さんの学校でもぜひご活用ください!
【実施期間】2025年5月〜2026年3月
【対 象】小学4年生以上(低学年・特別支援学校での実施についてはご相談ください。)
【お申込み・お問い合わせ】
パラウェーブNAGANO事務局まで
電 話:080-8080-2256
メール:kp.parawave.nagano@gmail.com
思っていたより上手く車いすの操作ができて、楽しかった。工夫することで『できない』が『できる』に変えられることが分かった。