ボッチャ競技大会「パラウェーブNAGANOカップ2022」開催レポート(地区大会編)
障がいの有無にかかわらず、小学生以上であれば誰でも参加できるボッチャ競技大会「パラウェーブNAGANOカップ2022」を2022年11月から2023年1月にかけて開催しました。
新型コロナウイルス感染症の影響も一部ありましたが、2019年以来3年ぶりに県大会まで無事に行うことができました。
今回は県内4地区で行われた地区大会の様子をご紹介します。
(県大会編はこちら)
総勢91チームが県大会出場権をかけて真剣勝負!
地区大会は11月19日の北信大会を皮切りに、県内4地区で開催しました。
新型コロナウイルス感染症の感染者数は減少傾向にありましたが、まだまだ感染者が多い状況でした。
対策として、予選リーグのみの実施(決勝トーナメントを省略)で半日開催としました。(東信大会は参加チームを午前と午後に分散)
県大会進出チームは各予選リーグ(3~4チーム)の1位とし、リーグごとに県大会進出を目指した熱戦が繰り広げられました。
過去に比べるとボッチャに「慣れている」チームが多く、地区大会からレベルの高い勝負が行われていました。
また、自チームが投球を行う際はボールの状況をプレイングエリアに確認に行くことが可能ですが、多くのチームが確認を行い作戦を立てているのが印象的でした。
相手チームとの交流も
ご存知のとおりボッチャは障がいの有無や世代を超えて一緒に楽しめる競技です。
この大会も交流を目的にしていることから、各試合の前にはチーム同士の自己紹介をしてもらいました。
とあるコートの聴覚障がいのある選手がいるチームと小学生のチームの自己紹介の際には、小学生が手話を教えてもらう場面がありました。
自分たちとは「違う」相手チームのことを知った上で試合に臨んでもらうことで、より交流が深まったのではないでしょうか。
大会には県内各地の8歳から88歳の幅広い年齢層の総勢400人超の皆様にご参加いただきました。
また、その内約100人は障がいのある方で、ボッチャによってインクルーシブな空間を生み出すことができました。
※地区大会の結果はこちら
県大会編もご覧ください。