【参加してみました】ボッチャ競技大会「パラウェーブNAGANOカップ2023」南信大会【レポート】

「パラウェーブNAGANOカップ」南信大会レポート

3つ目の地区大会のとして南信大会が伊那市のロジテックアリーナで11月23日に行われました。

参加14チームが4グループに分かれて、4つの県大会出場枠を目指して対戦しました。

今回は、ライター陣の1人が家族でチームとして参加!参加者目線で南信大会の様子をレポートします。

ボッチャ初体験家族の結果はいかに!?



こんにちは!ライターNです。

今回は、父母+子ども4人(中3、中1、小2、幼児)のメンバーで参加しました。

チーム名はその名も「family-N」

幼児は参加資格が無いため、試合の先行後攻を決めるじゃんけん要員&応援係です。

各試合の様子を対戦相手の紹介とともにレポートします。

予選リーグ1試合目 対「あいなちゃん」

あいなちゃんチームは伊那市社会福祉協議会職員の青年3名で構成され、おそろいのユニフォームで颯爽と登場!

あいなちゃんとは、伊那市社協のマスコットキャラクターの名前です。

試合では、お互いの投球を「Niceボッチャ!」と褒め合い、試合終了後はグータッチする等、とてもフレンドリーで笑顔の絶えない試合でした!

【結果】 2-1の逆転勝利!
予選リーグ2試合目 対「アウト・ドア」

アウト・ドアチームは諏訪市で障がい者スポーツに親しんでいる3名で構成された紳士軍団です。

昨年も同大会に出場しており、戦績が1勝で悔しかったことから、今年はリベンジしにきたとのこと。

キャプテンはなんと、先月行われた燃ゆる感動かごしま大会(特別全国障害者スポーツ大会)のフライングディスクで4位に入賞したスポーツマンです。

車椅子ユーザーが隣のスローイングボックスに入ったり、手話や筆談でコミュニケーションする等、我がfamily-Nチームの三男(小2)も見よう見まねで一生懸命コミュニケーションを図っていました。

障がいの有無を問わず、子どもから大人まで一緒に試合を楽しめるということを体感できた試合でした!

【結果】 3-0で2連勝!
予選リーグ3試合目 対「たまり場634」

駒ヶ根市NPO法人地域支え合いネットのメンバー4人で構成され、高齢者の集いの場の提供や支援等をなさっている和やかなメンバーです。

会長は標高634mにお住まいとのこと。エンドごとにメンバー交代がなされ、チームコメントの通り、シニアパワーが炸裂した試合でした!

【結果】 1-1で引き分け

予選リーグを終えて、勝ち点、得失点、総得点が「たまり場634」全く同じという事態。

直接対決も引き分けているため、両チームで協議し、もう1エンド行う延長戦に突入!
family-Nチームの長男(中3)が相手ボールを弾いて自分のボールをジャックボールにくっつけるというミラクルショットを放ち、family-Nチームの決勝トーナメント進出が決定!

決勝トーナメント 準決勝 対「駒ヶ根ボッチャクラブ」

駒ヶ根市のNPO法人地域支え合いネットを母体とするメンバー。ミニサイズのボッチャコートで練習を重ね、さらには年4回ボッチャ大会を主催してボッチャの普及活動を行っているという、ボッチャ愛に溢れた強敵との試合です。

ランプ(ボールを投げることができない選手が使用する勾配具)使用選手を間近にして、圧倒される我がfamily-Nチーム。帽子をかぶった理事長による、正確なショットが連発!本当に見事な投球に打つ手はなく、我がfamily-Nチームは準決勝敗退となりました。

【結果】 0-2で敗戦→3位入賞!
決勝トーナメント 敗者交流戦 対「IijimaLPC」

飯島町スポーツ推進委員4名で構成された、スポーツ大好きで、自他共に認める多少変わり者というメンバー。飯島町では囲碁ボールという生涯スポーツが浸透しており、次のニュースポーツとしてスラックラインやボッチャ普及のため、今大会に出場したとのこと。

大会初出場のチーム同士、経験が無いなりにも一生懸命戦略を立てて、試合を組み立てます。勝ちと決まったら持ち球が残っていても投球を止めるという決断をすることや、最後の一球の緊張感を味わうこと等、一喜一憂の白熱した試合を制したのは、我がfamily-Nチームでした!

 

県大会出場権獲得という大健闘の我がfamily-Nチーム。12月16日、県立武道館で行われる県大会に向けて、家族で練習だ!


以上、参加レポートでした。

見事、県大会出場を勝ち取った「family-N」

県大会のレポートもご期待ください!



南信大会の決勝はfamily-Nを準決勝で破った「駒ヶ根ボッチャクラブ」と諏訪市の家族チーム「山田家」が対戦。

第1エンドは接戦の末、駒ヶ根ボッチャクラブが1点を先制します。

第2エンドは山田家がナンバー1ボールの状態で駒ヶ根ボッチャクラブがボールを使い切り、山田家は一気に逆転を狙いましたが、結果的に相手のカラーボールがジャックボールに近づいてしまう結果に。

第2エンドも駒ヶ根ボッチャクラブが1点を取り、合計スコア2-0で駒ヶ根ボッチャクラブが南信大会を制しました。

上記のレポートのとおり、駒ヶ根ボッチャクラブは地域でボッチャ普及に取り組みながら、パラウェーブNAGANOカップ地区大会も毎年参戦。

今回は県大会初出場を優勝という形で勝ち取りました。

 


次回の地区大会は11月25日に東御中央公園第一体育館で東信大会です。

【県大会出場チーム】

「駒ヶ根ボッチャクラブ」「山田家」「family-N」「IijimaLPC

南信大会の結果はこちらから

南信大会予選リーグ
http://parawave.nagano.jp/wp-content/uploads/2023/11/ce643fa4a2689a81d6f68d9105d4c2e9.pdf
南信大会トーナメント
http://parawave.nagano.jp/wp-content/uploads/2023/11/5e24231f1853e27be40e899875dcd4be.pdf
【本大会は、スポーツ振興くじ助成金を受けて開催されています】